2【DTP】印刷データ作成のノウハウ

オーバープリントで確認したい3つの設定とオススメの使い方

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Illustratorで完璧に作ったデータなのに、仕上がったチラシをみたら「裏が透けて見える!おかしい!」と思った経験はございませんか?
ソフトや印刷会社特有の「オーバープリントの設定」を見直すだけで改善する可能性もあります。

このオーバープリントのご紹介や、
プリントプリウスで採用されている「黒色オーバープリント」「白色オーバープリント」の設定。
更には黒色オーバープリントのおすすめの使い方を紹介します。

 

 

オーバープリントで確認したい3つの設定とお勧めの使い方
~Illustratorでオーバープリントの使い方をマスターしましょう~

 

■オーバープリントと設定方法

オーバープリントとは、名前の通り「他の版の上に被せて印刷するもの」になります。

※上にあるオブジェクトに無い下のオブジェクトの色が重なるのが特徴です。
オーバープリント設定は、属性タブからオブジェクトごとに設定できます。

しかし、この設定。実は印刷通販ではお勧めできません。

印刷会社によって、オーバープリントは全て解除されたり、一部設定が異なる場合も。
必ず印刷会社ごとの仕様を確認してください。

プリントプリウスにご入稿の場合、
オーバープリントの使用は非推奨のため、使用される場合は必ずご連絡ください。
ご連絡の無い場合、解除されてしまう場合もございます。

また、Illustrator上の設定と異なる進行となっている色があります。

 

どの印刷会社でもできるだけ同じ仕上がりにしたい。
そんな時は代替として透明効果の「乗算」がオススメです。
※すべての色が最大100%になるように加算されますが、通常の画面で確認がとれます。

 

 

■「黒色オーバープリント」と「白色オーバープリント」 2つの設定

2019年4月現在、プリントプリウスでは
黒色( K:100% / 他0%)には強制的にオーバープリントをかける設定
白色(すべて0%)は強制的にオーバープリントを解除する設定
その他 標準ではデータ通りの設定  ※状態によって解除される場合もあるため、使用非推奨です。

オーバープリントの設定を使用する場合、必ずご連絡・データ欄外に記載をお願いいたします

となっております。
裏のものが見えてほしくない黒色、印刷しない予定の白色は特にご注意ください。

 

 

3.オーバープリントを使い分けて、仕上りを綺麗に!

1色づつ順番に印刷するオフセット印刷では、どうしても発生してしまう可能性のある「版ズレ」。

印刷機の進化で少なくなってはいますが、黒色へのオーバープリントは、そんな版ズレによる仕上がりのズレを防止するための設定です。


インクというものは本来透明度のあるもので、重ねれば重ねるほど濃い色となります。
オーバープリントを使わないということは、裏には何もデータを用意しない(画像のような白抜き状態に自動で設定している)ように印刷用の版を作製しているのです。

そのためオーバープリントを使用しない状態では、各色の版ズレが起きた際には
・境目に紙の色となる白色の線が見える
・文字の読みづらいブレのある仕上がりになる
こんな可能性があるため、特にベタ塗面の少ない細い文字はK100%で作成することを推奨しています。

逆に、
・太い書体の文字
・広いベタ塗面
・幅の広い線
などはK100%で作成してしまうと、塗りや後ろに存在している色が透けてしまいお勧めできません。右の画像の黒色の色が分かれて見えるでしょうか。

太い黒色についてはリッチブラック(K100%・他各30%)にしたり、デザイン自体を調整するなどしてオーバープリントがかからないようにすると、美しいデザインとなります。

 

 

データごとに使い分けて、素敵なデータをお作り下さい。

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