<速読レポート(1)グリッド都市の京都・(2)祇園祭で疫病退散。ダブルスの神社 に戻る
こんにちは、イッシーチャンです。
京都 祗園手帳 を手に思いを馳せる京都。
今回は手帳にも印されている紋と、山にのる平井保昌についてです。
速読レポート(3)きゅうり断ち
京都祇園祭手帳は前祭編と後祭編に分けれています。
前祭編の裏には「五瓜に唐花」の紋が、後祭編の裏には「左三つ巴」の紋が入っています。
どちらも八坂神社で用いられている紋です。
巴は勾玉の形であり、宇宙のエネルギー(力づよさ)の表現です。
お寺の卍と同じことになります。
そして、「五瓜に唐花」の紋は鳥の巣を上から見たようなデザインで大変縁起の良いものとされています。
また、この紋が胡瓜の断面に似ていることから関係者はお祭り期間中、恐れ多くきゅうりを食べないそうです。
わたしが育った福岡博多の祇園山笠でも櫛田神社の紋が同じ紋ですので博多っ子も「きゅうり断ち」をします。
※一般の方は食べても大丈夫ですので、安心してお召し上がりください。
速読レポート(4)平安のナイスガイ藤原保昌。
前祭編126ページに保昌山が掲載されています。
これは平安ヒーロー平井保昌像の山です。このお方のワイフは平安美人No.1の和泉式部。
娘は小式部内侍このかたも美少女です。
小式部内侍は百人一首に選ばれた「大江山、いく野の道の遠ければ……」作の女流歌人ですね。
手帳には保昌山の素晴らしい武勇伝(?)も書かれています。ご一読ください。
イッシーチャンの京都祇園祭手帳 速読レポート
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